【真冬の明石でツ抜け!?】なぜ冬のマダイは「のり」を食うのか/海苔パターン解体新書
「マダイってね、海苔を食うんですよ。そりゃあもうムシャムシャと。」
…こんなことを聞かされても、このパターンが存在するエリア以外の方には、なにわけのわからないこと言ってんだ!と叱られそうですが…
本当なんです。タカシマムザホルモン、嘘つかない。
この海苔食いのマダイ、真冬の厳寒期でも釣れるひじょーーーにありがたい存在です。が、外すといとも簡単にボウズを喰らいます。
でも逆に上手くハマると…。
手もかじかむ1月の明石でツ抜けが出来ちゃうくらい爆発力のあるパターン!今回はそんな冬の必殺技である【海苔パターン】を解説していきますよ。
海苔パターンとはなんぞや
ジャパニーズソウルフードおにぎりの必須項目。くたくたに煮ればごはんですよ!海苔の佃煮。お餅に巻いたら醤油の香り引き立つ磯辺焼き。
ここでいう海苔パターンの“海苔”は釣り文化にありがちな比喩表現ではなく、正真正銘我々が普段口にしている“本当の海苔”なんです。
マダイの口の中には大量の海苔
ちなみに「海苔を消化できるのは日本人だけ」という話をよく耳にしますが、あれは半分本当の半分嘘だそうで、海苔に含まれる成分と腸内細菌(酵素)の関係上「生海苔」を消化できるのは日本人だけですが「焼きのり」は消化を阻害する成分が熱で壊れてしまう為、世界中の人が問題なく消化できるみたいです。
だからおにぎりはグローバルに浸透しているのかも知れませんね。知らんけど。
海苔の養殖
それはさておき。真冬のこの時期は、水温低下でベイトも少なく肝心のマダイも積極的に何かを追うような体力はない。またプランクトンの数も減少する為、水がクリアアップしやすく澄潮になりがち。と、マイナス要素が重なってしまう手痛い状況なのですが、厳しい環境下において、釣り人の心の支えになるのが…そう、海苔です。そんな海苔、実はこんな風に養殖されています。
【海苔の養殖方法についてはこちら】
この海苔の収穫時期が明石・淡路エリアの場合、おおよそ12月中旬頃から3月くらいまで。ふさふさと育った海苔、そして収穫で刈り取られた海苔の切れ端を食べに、マダイが海苔棚へ集結してくるのです。(ちなみに我らが明石・淡路エリアを有する兵庫県の海苔生産量は日本一ィィィ!)
食べるものが少ない時期に、特に苦労なくもしゃもしゃと食べる。人間で言うと「こたつでみかん」状態なのですが…それ故に、外してしまうと一気に難易度が上がります。想像してみてください。こたつの上は…やっぱりみかんですよね。スイカではないし、パイナップルでもない。この「みかん」にアジャストできないと本当に食ってこないのが海苔パターン。ベイトが豊富なことによって広い選択肢から当てなければいけない秋のパターンとは真逆の難しさです…
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