BASS
いよいよ厳寒期に突入する琵琶湖ですが、寒くなるにつれてワクワクが1年のピークに達するアングラーも一定数存在。
そんなアングラーのために、今回はGrace280Fを用いた厳寒期のビッグベイトアプローチを紹介。

狙うは1~3月、産卵前の大型ベイトを捕食する魚です。
冷え込みが進むにつれてバスは水温が安定した沖のメインチャンネル付近に集まるようになり、食ったらデカい、食ってるベイトもデカい。そんな状況です。
ここをGrace280で攻略していくのですが、釣り方はスイムジグをイメージしていただければ手っ取り早いかも。
エリア選定はウィードが一通り抜け切って、それでいてパッチ状に少し残っている一見プアなエリア。
このパッチの中に潜っていたり、パッチの上に浮いているバスを狙います。
では早速使い方をご紹介。
1mを4~5秒で沈む程度にシンキングチューンしたGrace280をフルキャスト!
ボトムを取るか、できればボトム手前からリトリーブ開始。
糸ふけをたっぷり出して、とにかくスローにリトリーブ。
ウィードに当たったら、極めて優しく外してやります。
決してジャークしたりせず、ハンドル半回転以下でプリンっと外すか、もしくはそのままスルッと抜けてくるのがベスト。
このウィードをクリアした瞬間が一番のバイトチャンスです。
当たらなければ次のウィードまでスローリトリーブ。
そう、みんな大好きスイムジグと同じようなイメージです。


基本的にピックアップまでスローに巻いてくる釣りですが、時には上昇軌道に入った瞬間連続トゥイッチに切り替えてスイッチを入れることも。
これがこの釣りの面白さで、スイッチが入れば水温が一桁だろうが水深5mだろうが水面付近まで追いかけて目の前でひったくっていくような衝撃シーンが見られることもあります。
こんなの見たらやめられない!
勝負が早く来たらデカいこの釣り、気づけば一日投げ倒しているということもしばしば…
この釣りはウィードが抜け切った今から、暖かくなって新芽が生えきるまで有効です。
この冬はGrace280で痺れる一発を狙ってみてはいかがでしょうか。